二日酔い防止策
お酒を飲み過ぎてしまった時にはお茶が役立ちます。茶に含まれたカフェインの持つ覚醒効果によって大脳皮質が酔いの状態から醒まされるからです。
マウスを使った実験では、アルコールを与えられたマウスは実験開始後しばらくして運動が緩慢となり、ついには静止状態になりました。ところがアルコールと茶を与えられたマウスは、アルコールを飲んだ後いったんは動きが止まったものの、茶を飲むと10分から20分後には再び運動が活発になりました。茶によって酔いの状態が解消されたのです。
これは人間の場合にも十分あてはまり、茶を飲むことで酔いが醒め、飲む前の状態近くに戻ります。
二日酔いは、体内に入ったアルコールが完全に分解されず、翌日になっても頭の痛みや不快な気分が残ることですが、お酒が少量なら肝臓の働きによってアルコールはすっかり分解され、二日酔いが起きることもありません。しかし、お酒の量が多いと肝臓がいくら働いても追いつかず、結果として有害物質のアセトアルデヒドを増やしてしまうことになります。それが二日酔いとなって現れます。ところが、血液中にブドウ糖やビタミンCが十分にあれば、アセトアルデヒドの分解能力が高まるのです。
その点、お茶には血液中のブドウ糖を増やす働きのあるカフェインが含まれており、またビタミンCもたっぷりです。これらが相乗作用して、二日酔いをいっそう防止してくれます。
